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【厳選】おすすめできる就職・転職で役立つ資格10選について

2023-07-25

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就職や転職にはどのような資格が役に立つのか

資格には様々な種類があり、国家資格、公的資格、民間資格の3つに分類できます。国家資格は国が認定した資格です。国家資格の中でもその資格が無いとできない業務がある「業務独占資格」と、独占業務はないがその資格がないとできない「名称独占資格」があります。

公的資格は省庁や大臣が認定している資格です。国家資格ではないのですが、公的機関が認定もしくは後援しているため信用が高いです。

民間資格は、国の法律などに基づくものではなく、民間団体や企業などが独自の基準を設けて実施している試験です。民間資格は様々なものがあり、自社の製品に関する知識を測るベンダー試験やTOEICなどの英語力を測る試験などが人気です。一方で価値の無い資格も一部あるので、取得して本当に生かすことができることができる資格かは事前に調べましょう。

資格がどれだけ評価されているかは、国家資格か民間資格なのかはその資格次第です。取得した資格が就職・転職先で使えるかどうかです。民間資格ですが、外資系企業やグローバル企業ではTOEICはすごく評価されます。ただし、就職の際にあまり評価されない民間資格はあるため、どのような資格なのか調べて受験しましょう。

就職・転職でおすすめの資格を10選紹介させていただきます。あらゆる就職先で使える資格というわけではないのでご注意ください。

ポイント

  • 資格は国家資格、公的資格、民間資格がある
  • 国家資格は「業務独占資格」と「名称独占資格」がある
  • 民間資格の中には就職の際に評価されない資格もある、よく調べて受験しよう
ベルン
目指す企業にあった資格を取得するといいだろう

就職・転職に役立つ資格ベスト10について

1位 日商簿記検定2級

一番のおすすめ資格は日商簿記検定2級です。もし何か資格を取ろうと考えているのであれば、簿記の取得を目指してみましょう。日商簿記2級を取得すると、経理への就職・転職を目指すことができます。

日商簿記2級まで取得すると会社の財務諸表を殆ど読むことができるようになります。損益感覚が身に付き、営業部門や製造部門でも大いに役に立ちます。経理以外でもおすすめの資格です。

財務諸表が読める事は社会人の必須科目です。ぜひ日商簿記2級の取得を目指しましょう。勉強は日商簿記検定3級から始めるとよいです。

2位 基本情報技術者

現在は高校でもプログラミングを学習する時代になりました。社会人がIT知識を身に付ける事は必須です。就職・転職をする際に、高校でプログラミングを学習した人と横並びで勝負することになります。最低限の情報知識は必要になります。

基本情報技術者試験は、大学で習うような専門的な数学は使わないので文系でも受験可能です。取得する事でコンピュータやプログラムの基礎的な知識が分かるようになります。

3位 宅地建物取引士

独占業務があることは、宅地建物取引士の最大のメリットです。宅地建物取引士の資格があると、不動産業界で大いに生かすことができます。不動産業を営む時は、1つの事務所に5人に1人以上の割合で専任の宅建士を配置する必要があります。そのため、宅建士の資格を持っていると就職・転職がかなり有利になります。

また、不動産業だけではなく建設業や銀行業に就職・転職する際にもこの資格は大きく評価されます。

4位 社会保険労務士

企業の人事部を目指すのであれば、社会保険労務士がおすすめです。人事部での仕事は社会保険や給与計算などを担当することになります。年末調整の時期はかなり多忙になります。

資格を活かして独立したり、社労士事務所に勤めることもできます。

社会保険労務士の資格はかなり難しいです。合格にはそれなりの勉強が必要になります。覚悟して試験に臨みましょう。

5位 TOEIC700点

英語はできないよりできたほうがいいです。そういった意味ではTOEICはおすすめです。しかし低スコアでは意味がありません。就職・転職の際にアピールするのであれば700点以上は獲得したいところです。

外資系企業やグローバル企業では高スコアは大きく評価されます。採用後、海外に出張するチャンスもできるでしょう。就職できる企業の選択幅が広がります。

一切英語を使わない企業では、あまり評価はされない資格でもあります。英語を使って仕事をしたいのであれば、そういった企業を避ける事になるでしょう。

6位 危険物取扱者

危険物取扱者、これはコストパフォーマンスが最高の資格です。危険物取扱者は甲・乙・丙種とあり、乙種第4類が一番人気の資格です。この資格は簡単な資格なのですが、その難易度に対して、すごく役に立つ資格です。

ビルメンテナンス業やガソリンスタンドなどで主に資格を生かすことができます。これらの業界をめざすのであれば、あらかじめ取得しておきましょう。

7位 電気主任技術者

電気主任技術者は、需要は多いのですが資格取得者が少ないため資格を取得すれば就職・転職は容易となります。電気設備の保安監督に興味があれば、受けてみるとよいでしょう。

この資格、第一種から第三種まであり、第一種、第二種は年一回、第三種は年二回試験があります。

電気主任技術者は資格の難易度に比較して年収がやや低めです。ただ就職・転職はしやすいのがメリットと言えます。

8位 電気工事士

電気工事士は取得しやすいですが、需要の多い狙い目の資格です。就職先はビルメンテナンス業や電気工事会社などです。

電気工事会社では無資格者の見習いを雇用し、資格が不要である軽微な作業をさせて育てることもあります。働きながら資格を取得させるのです。

それほど電気工事士の需要は多いのです。電気工事士の仕事はお勧めできる資格の一つです。

9位 FP技能士2級

お金のことを幅広く学べる資格、それがFP技能士2級です。FP技能士の資格は金融系に就職する際に役に立ちます。

この資格の一番のメリットはプライベートで一番生かすことができる事です。就職・転職の資格10選ですのでこの順位です。保険や投資の一般的な知識を学ぶことができます。お金の守る力、増やす力などを身に付ける事ができるでしょう。

FP技能士3級の合格、2年以上の実務経験、認定研修修了などの受験資格ががあります。要件をみたして段階的に取得しましょう。

10位 日商簿記検定1級

日商簿記検定2級に合格していることが前提の資格です。大企業の経理に就職・転職したいのであれば、日商簿記検定1級にチャレンジしてみるといいでしょう。

一度本屋などでテキストを立ち読みしてみて内容が理解できそうかどうかを判断してきてください。頑張れそうであれば是非チャレンジしてみてください。

日商簿記検定1級は資格を取得できたことが評価されます。会計学の基礎も試験に出題されるので、簿記の知識だけでは合格できません。

1級は傾斜配点です。合格率は10%前後で推移しています。競争試験と思って臨んでください。

さいごに

就職・転職におすすめの資格10選、忖度なく選びました。就職はしやすいが薄給激務な業界、アルバイト向けの資格などは外しました。公認会計士や税理士、アクチュアリーなど、超難関資格も対象から外しています。

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