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【難易度2】受験資格が厳しい介護のプロの資格、介護福祉士についてをかたろう

2023-05-17

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介護福祉士よりも前に受験する介護職員初任者研修・実務者研修について

介護士になる前に介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の資格を求めない企業は多いです。但し入社後に取得することになるでしょう。この資格は介護に必要な知識を学び、最後に修了試験があります。但し難関な試験ではないので殆どの場合、合格できます。私は入社後、法人の負担で資格を取得できる場合はそれをおすすめします。

実務者研修は初任者研修の上位の資格にあたります。この資格を取得することが介護福祉士の受験資格となります。(実務経験ルートの場合)また実務者研修の資格がある場合、サービス提供責任者(サ責)になることができます。サ責は訪問介護事業所の現場仕事を行いながら労務管理、研修、指導を行う責任ある立場です。大変ですが仕事が好きな人にとってはやりがいがあるでしょう。

ポイント

  • 初任者研修がないと介護士になれないわけではない
  • 実務者研修があるとサービス提供責任者(サ責)になれる
  • 実務者研修は介護福祉士の受験資格(実務経験ルート)
ベルン
実務者研修がないと介護福祉士になれないんだね

介護福祉士国家試験について

介護福祉士国家試験は受験資格を得ることが難しい資格です。試験自体は簡単なのです。合格率は近年70%前後を推移しており、極めて合格しやすい資格です。

受験資格を得るにはいくつかの方法がありますが、一番代表的なものが実務経験ルートです。実務経験を3年積む必要があります。それに加えて実務者研修の資格が必要となります。実務経験ルートではこの2つの条件を経て初めて介護福祉士国家試験を受験することができます。

2つ目の受験資格を経る方法は、養成施設ルートです。養成施設に指定されている福祉系の大学、短大、専修学校などを2年以上通学し卒業することで受験資格が得られます。福祉系の大学、社会福祉士養成施設、保育士養成施設を卒業している場合は1年通学し卒業することで受験資格が得られます。

3つ目は福祉系高校ルートです。2009年度以降に入学した者は、卒業することで受験資格が得られます。2008年度以前に入学した者は介護福祉士国家試験にて実技試験を併せて受験するか、事前に介護技能講習を受講する必要があります。

新卒で介護士になる方以外の殆どの方が実務経験ルートを経ることになります。3年の実務経験を積むことは大変ですが、経験を積んでしまえば資格は易しいですので経験を頑張って積みましょう。

ポイント

  • 国家試験自体は易しいので、受験資格を得ることができれば勉強さえすれば合格できる
  • 3つ方法があるが受験資格を得るのが大変である
  • 実務経験ルートを経て受験する人が殆どである
ベルン
国家試験自体は簡単なんだよね

まとめ

介護福祉士は試験自体は簡単だし給与アップにもつながるいい資格であるのは間違いありません。しかし取得するには実務経験というハードルがあります。3年間、介護の現場での実務経験を積むことは適性がないと厳しいかもしれません。勤務を通して介護の仕事に向いているかどうかがよく知る事ができます。

介護の仕事は好きという人と絶対にやりたくないという人にはっきり分かれます。体力も必要ですし、排泄介助など他の人が苦手とすることもこなさなければなりません。仕事自体は大変だけど、人助けが好きという人には向いている可能性があります。興味がありましたら、実際に勤めてみるのもいいでしょう。


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