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【難易度3】簿記の入門資格である日商簿記検定3級について色々と語ります

2023-04-21

様々な簿記資格があるが日商簿記3級とは

簿記資格は様々な資格があります。日商簿記、全経簿記、全商簿記などがあります。その他にも建設業経理士などの業種に限定した資格もあります。そのような中で最もメジャーなのが日本商工会議所が実施する日商簿記検定です。日商簿記検定には初級、3級、2級、1級があります。
全商簿記は商業高校生が取得する簿記の資格です。また全経簿記は専門学校生が取得する資格です。一般的には簿記資格と言えば日商簿記を指します。初学者には日商簿記3級からの受験をおすすめします。なぜ初級をすすめないのか、初級は3級と範囲が重なるところが多く、また難易度も初歩過ぎるため資格としてあまり意味をなさないためです。
日商簿記検定3級は企業会計を勉強する際に第一歩として適した資格です。税理士や公認会計士を目指す人も、第一歩はここからです。日商簿記検定3級を取得することで、一般的なビジネスマンに必要な会計の知識が身に付き、小規模な企業の会計処理ができると言われています。一定規模以上の株式会社の会計を行う知識を身に付けるには日商簿記2級を取得しておく必要があります。

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ポイント

  • 日商簿記・・・日本商工会議所が実施する簿記
  • 全経簿記・・・全国経理教育協会が実施する簿記
  • 全商簿記・・・全国商業高等学校協会が実施する簿記
ベルン
会計資格に興味があればまずは日商簿記3級だね

簿記3級ではどのような問題が出題されるのか

簿記の問題を解く上で必ず覚えて置かないといけないのが『仕訳』の仕方です。仕訳ができないと何も始まりません。日々の企業の経済活動によるお金の動きは全て仕訳によって記録します。ここでは資格の紹介ですので仕訳のやり方の解説はしませんが、左は『借方』、右は『貸方』と覚えておくといいでしょう。この仕訳ができるかの問題が3級では必ず出題されます。資産、負債、純資産、収益、費用のそれぞれの科目が貸借対照表科目なのか損益計算書科目なのか、プラスの時借方なのか貸方なのかは把握しておかなくてはなりません。簡単に下記に示しておきました。

ポイント

  • 資産    ・・・借方(貸借対照表)
  • 負債、純資産・・・貸方(貸借対照表)
  • 収益    ・・・貸方(損益計算書)
  • 費用    ・・・借方(損益計算書)

これを把握してあとは決算修正仕訳を覚えていくことが大切です。決算修正仕訳とは仕入を繰越商品への振替、減価償却費の計上、貸倒引当金の計上、経過勘定科目の計上(前払費用など)などです。3級では決算修正仕訳はそれほど多くは問われないですが仕訳漏れは精算表の作成の際に減点となりますので漏れのないよう問題を解く練習が必要です。

ベルン
簿記の基本を覚えるまでが難しいね

簿記3級の難易度について語ります

日商簿記3級の難易度は簡単な部類にはいります。ただし経理の未経験者が勉強をしないと100%落ちる試験です。仕訳をしたことを無い人間がいきなり受けて合格はできません。仕訳の仕方を身に付け3級の合格レベルまで到達するのに3週間から1ヶ月程度はかかるかと思います。過去問を繰り返し解いておくとよいでしょう。

またYouTubeの資格動画サイトにて簿記解説の動画を掲載しています。(素人動画です)

【へそ出しベルンの資格動画】

ベルン
経理経験者でないときっちり勉強する必要がありそうだね


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