オフィスの使用はビジネスパーソンであれば必須
ビジネスソフトで広く使われているソフトがMicrosoft Office(オフィス)です。このオフィスですが、シェアが極めて大きいソフトであり、他のソフトもこのソフトとの互換性を意識しているものが多いです。このオフィスの中には以下のようなアプリケーションがあり、エディションによって含まれる種類が変わります。
(オフィスに含まれるアプリケーションの内、代表的なもの)
- Word(ワープロソフト)
- Excel(表計算ソフト)
- PowerPoint(プレゼンテーションソフト)
- Access(データベースソフト)
- Outlook(メール・スケジュール管理ソフト)
他にもアプリケーションは色々あります。企業にもよりますが、最もよく使われるアプリケーションはWord、Excel、PowerPointではないでしょうか。これらは使い勝手が良く、アプリケーション間が連携している部分もあり非常に優れています。
事務職に勤めるためにはオフィスの利用スキルはほぼ必須です。他のソフトを利用している企業もありますが、他のソフトも使い方はオフィスに使い方は類似しているため、利用できるようにしておくべきです。
ポイント
- オフィスは広く使われているビジネスソフトで他のソフトとの互換性が強い
- オフィスの中にはWordやExcelなどさまざまなアプリケーションがある
- 事務職に就くためにはオフィスの利用は必須スキルと言える
オフィスの利用スキルを証明する資格、MOSについて
オフィスの便利性は上記で述べましたが、その利用スキルを証明する資格にMicrosoft Office Specialist(MOS)の資格があります。オフィスのアプリケーションを扱うことができることを客観的に証明することができるマイクロソフト社のベンダー資格です。この資格を取得することで、企業に対してオフィスが使用できることをアピールできるでしょう。
MOSはアプリケーション毎に資格が分かれており、WordとExcelは更に一般レベルと上級レベルに分かれています。また、Excel2016、Excel2019などバージョンごとに分かれています。受験できる試験科目は下記の通りです。
(試験科目)
- Word(一般レベル)
- Word(上級レベル)
- Excel(一般レベル)
- Excel(上級レベル)
- PowerPoint
- Access
- Outlook
Word及びExcelは上級レベルから受験することも可能です。必要と感じた資格を受験していきましょう。
人それぞれ重要な資格は変わってきますが、多くの方にとって一番取得する価値がある資格はExcelではないでしょうか。Excelは一番使う機会が多く、取得しておくことで企業にはいってから実務で注目される機会が多い資格です。
ピポットやマクロなど、便利な機能がExcelには多数あります。それらを使いこなすことで仕事時間を短縮させることができ、仕事に貢献することができます。
ポイント
- MOSの資格はアプリケーション、バージョンごとに分かれている
- Word、Excelは上級レベルから受験することができる
- Excelはおすすめできる試験、多くの方にとって価値がある資格
MOSの資格の難易度は、他のIT資格と比較して
MOSの資格は他のIT資格と比較して難易度はどうでしょうか。資格の取りやすさは一番取りやすい部類であると言えます。ITパスポートよりも簡単であり、テキストで勉強すれば合格は間違いなしでしょう。
ただ資格は取得するよりも、使うことが大切です。この資格は取得することが目的ではなく、オフィスが利用できることをアピールできること、また資格の取得を通して実際にオフィスを使えるようになることが取得する目的となるでしょう。
簡単な資格だからと言って合格だけを目標とするのではなく、しっかりとソフトを扱うことができるようになることが大切です。